こんにちは、神保町 ATSUMI食堂店主です。

先日BASEを開設したことについて、お客様というより、飲食店などの同業者向けの記事を書かせて頂きました。(グッズの販売)

今回は、うちのお店で食品通販を始めるにあたって、どのような手順を踏んだのか、改めてまとめておこうと思います。

はじめに

現在コロナウイルスの感染拡大により、飲食店をはじめ多くの事業者が経営難に陥っています。

 

当店でも、テイクアウト・デリバリー(Uber Eats)と参入をしてきましたが、思ったように売れない。。。

特に、アルコールの販売を制限されたことによって、店舗運営の原価構造が大きく変わってしまいました。

 

そんな中で、通販(ネット販売)に活路を見出して立ち向かっていこう!

というところから、男兄弟二人きりでやっている小さな食堂の通販プロジェクトが始まりました。

最初に決めたこと

通常の店舗経営でもそうですが、通販をスタートさせるにあたって、

・何を売るか

・誰に売るか

・どこで売るか

の三点を明確に設定しました。

何を売るか?

まずは、自分の店のメニューから、2~3品通販に対応できそうな商品をピックアップします。

今、飲食店は店内のサービス提供に関しては、非常に悲観的な状況であることを踏まえて、当店では通常の店内営業で提供する商品も絞り込み、在庫を抱えすぎないように調整しました。

通常営業時は、ランチセット5種に、ディナーはアラカルトのおつまみ等合わせて40品前後提供していましたが、思い切ってディナーもランチと同じ商品を提供することにして、セット3種類のみの提供とし、仕入の負担を減らしました。

店内提供

・自家製ミートソース

・信州三元豚 太郎ぽーくの味噌漬け

・信州三元豚 太郎ぽーくの生姜焼き

上記の3種です。

その中から、

通販提供

・自家製ミートソース

・信州三元豚 太郎ぽーくの味噌漬け

の2種を通販できないかとスタートしました。

誰に売るか?

これが、一番難しく、当店でもまだまだ手探りの状況で、ピックアップした商品を誰が購入するのか?難しいですがここがハッキリとすれば、広告の最適化等を考えた時に強いです。

 

当店の場合では第一は、既存の顧客の方に買ってもらえる(お店に来なくても買える)という設定でスタートしました。

 

当店では、LINE@の登録をしていただいている、既存のお客様・SNSでフォローをしていただいている方(来店したことはない方もいる)がターゲットです。

 

通販では、通常の店舗経営と違い、通りすがりで気になって来店するということは、まずありません。

認知の為には、広告が必須かと思いますが、まずはこの状況下で広告費用をかけるのは現実的でないため、既に繋がりを持っているお客様にターゲットを絞って始めています。

どこで売るか?

これは、通常の店舗経営でいえば、どこにテナントを構えるか?といった話です。

ネット販売と言っても、実際の掲載は代表的なところでいうと

・Yahoo!ショッピング

・楽天市場

・Amazon

・BASE

・STORES.JP

・自社サイトにカート機能を追加する

等かなりの種類があります。

それぞれの通販サイトでは、店舗経営と同じで立地による特徴があります。

ユーザーが多いところ、開設が簡単なところ、手数料が安いなど、

 

当店では、まずは手軽に初期費用を掛けずにショップを開設したいということで、「BASE」を利用することにしました。

 

もちろん、楽天市場などに比べるとユーザー数は劣りますが、開設から販売開始までのスピードが速く、既存のお客様に告知を早く出したかった為です。

保健所への相談

今はOEMでの生産もありますが、自社(自店舗)で商品を製造する際には、保健所への相談は必須です。

基本的に飲食店の営業許可を持っていたとしても、追加で食品の種類に応じた許可を取らなければ、製造販売を行えないと考えてください。

 

4月も終わり、東京では25度を超える日も出てきています。

 

大前提として、安全で安心な美味しい食品を販売することを忘れずに、必要な許可を取らなければ、万が一の場合(食中毒等)、取り返しのつかないことになります。

 

食品表示の作成

食品表示は、食品衛生法で規定されており食品のパッケージの裏面に原材料名・内容量・保存方法等の表示を行います。

 

このような情報は、書き方・並び順に決まりがあります。

 

今回我々は、食品表示について全く知識がなかった為、いろいろと調べた上で

「食品表示のミカタ」というサービスの30日間の無料トライアルを利用しました。

http://hyoujino-mikata.com/

・原材料の登録

・レシピの登録

の2点が必要です。

商品を選定した際に、レシピもしっかりと文章化し把握していることが好ましいです。

賞味期限・消費期限の設定

食品表示の次に難しいのが、この賞味期限・消費期限の設定です。

この期限は、製造する飲食店側が設定しなければなりません。

保健所が決めてくれるわけではなく、自分たちで決めるのです。

 

この期限についても感覚でつけることはできず、科学的な根拠に基づいて設定する必要があります。

食中毒の発生のリスクを考えると、検査機関への委託が望ましいです。

Googleで「賞味期限 設定」等で検索すると検査機関が出てきますので、一度検査料などを比較してみてください。

パッケージの方法

当店では、ミートソース・豚の味噌漬けをパッケージ販売することになりました。

この二つを真空パックして、通販に出品するにあたって、真空パック機を購入しました。

また、先の食品表示について、シールを作りパッケージに貼り付ける為シールの印刷機も併せて購入。

併せて3~4万円程度でした。

 

また、パッケージした商品には、既存のロゴを印刷したステッカーの貼り付けを行うため、ネットプリントサービスを使い、ロゴステッカーを発注しました。

(見た目がよくなるかなと思ってやりました、必要性がなければここは経費削減できます。)

シールは防滴のものがオススメです。

配送業者の選定

常温品でなければ、クール便の配送となりますが、段ボールもしくは発泡スチロール等の準備と、配送料の把握が必須です。

集荷・持ち込みで料金が変わることもあるので、自身の店舗に近いところの配送業者に相談するのがベストです。

販売の告知

ここまで準備して、保健所から許可が下りていれば、実際の通販ページへの掲載がスタート出来きます。

 

当店では、LINE@に登録していただいている顧客にメッセージを入れました。

 

まだ、販売の集計は始まったばかりで、何とも言えませんが、今後掲載先を広げていく必要があります。

 

また、商品写真の改善や、商品コピー等やらなきゃいけないことは多く、店頭の営業と並行して進めていることへの負担もあります。

 

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